【非行は家庭料理で防ぐことができた!】現代における「子ども食堂」の必要性

最近何かと取り上げられる事の多い「子供食堂」ですが、現在全国に3,700か所以上もあるのをご存知ですか?貧困家庭を中心に年100万人以上の利用者がいると言われています。

 

近年、手料理の重要性に注目が集まっている中、子供の貧困や孤食も問題となっています。

この記事では、子供食堂とは?、子供食堂に対する世間の反応、凶悪犯罪者と家庭料理の関係、これらについてまとめてみました。詳しく見ていきましょう。

 

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そもそも「子ども食堂」って何?

そもそも子供食堂ってよく聞くけど何?と思っている方って多いのではないでしょうか。

 

子供食堂とは、貧困家庭の子供を中心に、その親、地域の人々に対して栄養のある食事や団らんを提供するための社会活動の事を言います。

食事の料金は無料、または数百円と安価で提供している事や、さまざまな家庭環境により増え続けている「孤食」を防ぐという面でも大変注目されています。

 

はじまりは2012年に東京都大田区にある八百屋さんがはじめた取り組みだそうです。

少しずつ認知され多くの共感をよんだことから子供食堂は増え続け、現在は全国で3,700か所以上もあると言われています。

 

最近では、ケンタッキーが子供食堂へ売れ残りチキンを無償で提供する取り組みをはじめた事が話題です。また、経済的に余裕がない食堂も多いため、一部の自治体では助成金や食材を出すなど支援もしているようです。

 

何かと話題にあがる「子供食堂」ですが、いまや地域の人々にとって「なくてはならない場所」になりつつあるんですね。

 

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【世間の反応】みんなの声

 

貧困というより共働きで食事用意できないだけでは?

食事もさせてあげられないなら、子供産むな。

貧困というよりネグレクトでしょ。

現実には、給食で栄養をとってる子供もいるんだよ。

今って休校で給食も食べられないから、そういう子供たちが心配。
無料で食べれる所があれば安心だよね。

日本は世界一食糧の廃棄率が高いのに矛盾してるね。

こんなの必要ない。

 

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凶悪犯罪者は家庭料理を食べる機会に恵まれなかった事実

一部の人からは「いらない」などと批判的な声もありますが、現在、日本では7人に1人が貧困だと言われています。さらに、1人でコンビニでお弁当を買い夕飯を済ませる「孤食」の小学生も現実には存在します。

 

このような、お腹をすかせたり、寂しい思いをしている子供たちは子供食堂を自分の居場所だと感じているのではないでしょうか。

 

食育研究家の佐藤剛史さんによると、凶悪少年犯罪を犯した子供たちには、以下の経験が乏しいという傾向がみられたそうです。

 

家族で食卓を囲む経験

家庭料理を食べた経験

 

子供食堂を必要としているのは、貧困世帯だけではないと言われています。

共働きやシングルの世帯だと、どうしても子供が一人でご飯を食べる「孤食」になりがちです。

 

そういった子供も、子供食堂に行けば手作りで栄養バランスのとれる「あたたかい食事」にありつけるし、アットホームな雰囲気で誰かと食事ができるというメリットがあります。

 

貧困や孤食の子供にとっては、子供食堂がこの2点を補える大切な居場所となっている事実があります。

 

簡単に「いらない」とは言えませんね。

 

200人以上の非行少年を手料理で更生させてきた広島のばっちゃん

広島のマザー・テレサと呼ばれるおばあちゃんをご存知ですか?

広島で保護司をしている中本忠子さんは、非行少年・少女たちのために「いつでも食べにおいで」と自宅を開放して手料理を用意し続けています。

 

中本さんが知人からの勧めで保護司を始めたばかりの時、シンナーを辞められない中学生の男の子と出会いました。何度注意してもシンナーを辞めない少年に、理由を問いただしたところ、「お腹が減ったのを忘れられるから」と言ったそうです。

 

中本さんは、戦争中でもないのに、そんなにもお腹をすかせている子供がいる事に驚いたとともに、ご飯を食べられない少年のために手料理を作ってあげるようになります。すると、少年はシンナーを辞めたそうです。

 

それ以降、非行少年たちが「ばっちゃん、腹減ったー!」と中本さんの家に集まるようになり、200人以上も手料理の力で更生させてきたと言います。

 

中本さんはNHKの取材の際に、こんな事を言っています。

子どもが更生するために一番手っ取り早いのが、食べること。

お腹が空いたらいい知恵は浮かばんでしょう? 悪さばかりを考える。

大人だってひもじかったら、皆さん殺気立っとるよ。

 

反りこみを入れてチェーンをじゃらじゃらつけた非行少年たちが、ばっちゃんのご飯を食べた後も、帰ろうとせずばっちゃんとお話をしながらくつろぐそうです。

 

「おかえり」と、人のいる食卓に迎えられる事が子供たちにとってどれほど大切かを感じますよね。

 

私はリアルタイムでこのNHKの特番を見たのですが、改めて手料理の力に感動しました。

子供食堂の必要性についてのまとめ

いかがでしたででしょうか。

改めて、子供にとって「手作りの料理を人と食べる場所」がどれほど大切かを感じますよね。

 

また、保存がきくコンビニやスーパーのお弁当は添加物がたくさん入っています。子供が愛情と安心を感じる大切さはもちろん、健康面から考えても手作りの料理に勝るものはありません。

 

7人に1人が貧困状態とされている現代の日本で、やはり「子供食堂」は必要なのではないでしょうか。

子供を持つ親としては、ひとりぼっちでコンビニ弁当を食べている子供がいるなんて考えるだけで心が痛いです。そんな子供たちから、居場所を無くさないで欲しいと感じます。

 

まだまだ運営側の負担が大きく継続できない食堂も多いそうですね。

これから活動維持のために、行政や企業の支援やサポートにも期待したいところです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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