TEL相談・「この醜い感情を消したい」美人の友人への激しい嫉妬心

今回は、「美人の友人への嫉妬心がどうしても消せない!」と困っている女性からの相談です。

女性なら、美人を「いいなー…」なんて一度は思った事ありますよね?

今回は、どんな相談内容なのでしょうか。

 

加藤&大原のゴールデンコンビの洞察力も見どころです。

では参りましょう!

 

放送を音声で聞きたい方はこちらから

目次

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今回の相談について

パーソナリティ:加藤諦三

回答者:大原敬子(幼児教育研究)

 

相談者

39歳女性

 

家族構成

4年前に結婚した夫と2人暮らし

 

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相談者の状況

 

 

7年前に縁が切れた友人の事。

相談者とその友人は20代の頃、仲良くしていた。

 

その友人はスタイルも良くとても美人で、相談者は当時からねたみや嫉妬心を強く持っていた。

一緒に合コンに行った時も、相談者が気に入った男性はみんなその子がいいと言い、そのたびに悔しい思いをした。

 

そして相談者が29歳の時に、その子の結婚が決まったと報告を受けた。

その子は相談者より3歳年下なのに、先に結婚したという事実に対しても嫉妬心が沸き上がった。

 

「隣の県に行く事になるので、結婚前に最後に食事をしよう」と連絡がきたが、妬ましくて憎らしくて仕方がなかったので「忙しくて行けない」と言い断った。

 

その後、何回か電話が来たけど無視していた。

すると、むこうも察したようで、結婚式の招待状が来ることも無くそれで縁がきれてしまった。

 

それから7年たってるのに、未だにその子に対するねたみや嫉妬心が消えない。

 

例えば小説とか読んでいて「みんなが振り返るような美人」というフレーズが出てきたりすると、「あぁ、あの子のことだ…。」と思い、嫉妬心やねたみがメラメラと湧き上がる。

 

いつまでたっても、その子に対する感情が消えない。

どうすれば、この醜いねたみや嫉妬心を消し去る事ができるでしょうか。

 

 

相談者は、長女で弟が1人いる。

相談者の父親は子供に関心が無く、部屋にこもりっきりの人だったので嫌いだった。

 

両親は仲が悪く、母親も父を嫌っていた。

父親1人が孤立していて、あとの3人は仲のいい家族だった。

 

父親はすごく性格が悪く冷たい人だった。

弟がバイクで事故を起こして、酷い怪我をした時も「怪我をするのは勝手だけど、俺に迷惑をかけてくれるな」と言うような人。

 

現在、相談者の夫婦は円満で幸せ。

夫とは恋愛結婚で、夫の事は大好き。

 

しかし相談者は、現在の結婚をする前の25歳の時に、婚約破棄を経験している。

相手が転勤になり「結婚しよう。ついてきてくれ」と言われ、結婚する約束をしていたが、相談者の仕事の都合で3ヶ月待ってもらっていた。

 

すると、その3ヶ月の間に先に行ってた彼氏が向こうで女の人を作ってしまった。

「上司の命令だから、この人と結婚しないといけない」と言われ、婚約破棄になった。

 

その女性は、子供の頃広告のモデルをやっているような人だった。

 

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相談内容

20代の頃仲良くしていた美人の友人への嫉妬が今も抑えられない。

その友人が先に結婚した事に嫉妬して、無視をしていたら7年前に縁が切れた。

縁が切れてずいぶん経つのに、いつまでたってもこの嫉妬心が消えない。

この醜いねたみや嫉妬心を消す事はできるのでしょうか。

相談者
もう縁が切れているのに、美人の友人への嫉妬が止まりません。
このような醜い感情を消したいです。
どうしたらいいでしょうか…。

 

 

回答者の意見

引用:大原敬子HP

大原敬子(幼児教育研究)

 

 

つらいでしょう。

 

なぜ今頃、かつての女性が出てきたのか、そこに大きな問題がある。

それは、相談者が今の結婚生活にそろっていないものに対する不安感があるからだと思う。

 

相談者は現実を直視するのが嫌。

思い通りにいかない事を「その女性への嫉妬」という感情に置き換える方法で、生きるのを楽にしている。

 

お子さんいないですよね。

(相談者:2回流産している…。)

 

そこなんです。

流産した現実を見ていない。

 

私は子供がいるのがいいと言っているわけではない。

 

相談者の中で、本当はすごく子供を求めていたという事に気づく事。

そして、子供がいなければどうするか、できたらどうするかと直視できれば、結婚生活はすごく良くなる。

 

どこかで現実をねじ伏せいている。

 

嫉妬心はこの女性ではなく、25歳の時の婚約破棄の屈辱感。

これが頭の中にある。

 

私が相談者の母親ならこう言う。

「この男性はうそつき。この男性と結婚しても絶対に幸せにならない。運がよかった。」

(相談者:今ではそう思っています。)

 

今ではそう思っていると言っているけど、相談者は悔しいと思っている。

相手の女性がモデルをしていたという事で、あなたは負けたと思っている。

 

そして、今の生活が突然崩れるんじゃないか、そうなった時に子供がいないとダメなんじゃないかという焦りがある気がする。

なんとかしなくちゃいけないと思っている時に、ふと、かつての女性が思いついた。

 

相談者がそれだけ劣等感を感じ、憧れ、モテモテだというその女性。

そんな人が、他県に行くからと何度も何度も電話をしてくるでしょうか?

 

相談者の方が立派だと思う。ちゃんと拒絶をした。

気の弱い人なら、この人から何度も連絡来たら会いに行き、そして落ち込む。

 

お父さんの事も言わせてもらうと、お父さんは冷たいのではなく、自分を守るので精いっぱいだった。

オムツをした子供がスーツ着て49歳、50歳のお父さんになったという事。

 

そうすると本人は何もできないから怖いですよね?

相談者の父はそういう人。

 

そうなると、相談者にとって守ってくれるべき男性はいなかった。

 

「今まで、守ってくれる人がいなかった不安感。」

「ある日突然、形になっていたものが消えてしまうというトラウマ。」

 

これらが、相談者の無意識な不安となり、かつての彼女への嫉妬心と置き換える事で生きやすくしている。

 

相談者が幸せになるには、この夫を離してはいけない。

そして、前向きに一歩進む力を持った時に、相談者は幸せになる。

 

嫉妬は自分の身にならないし、自分を変えてしまう。

自分がなりたい自分ではなく、なりたくない自分に持っていってしまう。

 

今、相談者は不安だと思っている。

その不安は子供じゃないの?

(相談者;一ヶ月前くらいに流産したばかりなので…。)

 

今から嫉妬心は横において、もう一度赤ちゃんを作ったらどうですか。

まずは行動を起こす事。

 

何か行動すれば、前向きになれます。

 

 

パーソナリティの意見

引用:毎日新聞

加藤諦三

 

大原先生から「前向きの一歩が無い」と指摘があった。

相談者はこの前向きな一歩ができないんですよね?

(相談者:そうですね。前向きな性格ではないです。)

 

 

要するに、嫉妬する人は前向きではない人。

相談者が嫉妬している女性、最後になんで何回も「食事しよう」と電話かけてきたんだと思いますか?

(相談者:私と仲良くしたかったのかな?引き立て役として)

 

この女性も相談者に嫉妬していた。

相談者はこの女性が「欲しいな」ってものを持ってた。

(相談者:あぁ。なんかわかる気がします。お互いにそう思っていたのかなって…)

 

そういう事です。

ですから、大原先生が言っていた今のご主人を大切にするという視点は忘れてはいけない。

 

大好きなご主人のためにも、大きな事を考えず小さな事からスタートする。

「次の料理は体にいいもの、美味しいモノ作ろう。」そこからの出発。

 

そこを出発できれば、次々と道は開けてくると思います。

 

■加藤先生の締めのお言葉

やきもち嫉妬は受け身の人の攻撃性です。

 

 

リスナーの意見

友人も自分が嫉妬されてたのわかってたはず。
それでも、この相談者が好きで友達でいたかったのかな。

こんな悩み…。
相談者は悩みとは無縁の人生送ってるんでしょうね。
ある意味うらやましいわ。

俺の親戚は美男美女だらけで、自分だけ普通。
でも、それぞれの人生を見ても「自分の人生も幸せだな」なんて思うけどな。
人を妬んでも苦しいだけだよ。

美人が圧倒的に得をするのは事実。
ブスにはチャンスはない。
美人を見てひがまない方がおかしい。

「美人=幸せ」「ブス=不幸せ」じゃないでしょ。
旦那さんに愛されてるんだから、それでいいのに。

美人だモテるだのって若い時だけの話だよ。
年を取れば、自分よりも可愛くない若いだけの女がチヤホヤされる。

「綺麗な容姿に産まれた事」と「結婚生活が幸せで夫が大好き」と言える事。
後者の方が少ないし、幸せだと思うけどなぁ。

うん。気持ちはすごくよくわかる。
女性ならちょっとは共感できるんじゃない?

 

ままこの考察

いかがでしたでしょうか。

 

今回は、容姿端麗な友人に嫉妬する女性の話でしたね。

 

大原先生が、相談者が2回流産している事、子供が欲しい事実を見抜いた事や、加藤先生が美人の友人も相談者に嫉妬していたと見抜いた事など。

ゴールデンコンビの洞察力に思わず「占い師かよ!」と、つっこんでしまいました。

 

しかし、この相談者…贅沢ですよね。

夫婦円満なら万々歳なのではないでしょうか。

 

 

美人でも、結婚して不幸せな人はたくさんいます。

リスナーの声にもありましたが、美人な人より、「結婚して幸せ」と言える人の方が少ないし幸せなのでは?と私も思います。

 

この相談者は「負けた」と思った出来事を引きずり、それは全て容姿のせいだと関連づける思考のクセがあるな、と感じました。

「容姿が良ければ全てうまくいく」という、少し醜形恐怖症の傾向にあるのかなという印象です。

 

整形モンスターのヴァニラさんも、確か父親との関係が悪かったですよね。

父親との関係に問題がる人は醜形恐怖気味になりやすいのでしょうか。

 

 

とにかく、相談者の方は夫婦円満なんだから何も言う事無しだと思います。

美人か不美人かより、夫に愛されているか、愛されていないかの方が幸せに深く関係します。

 

今あるものを当たり前と思わずに感謝する気持ちを持つ事で、少しずつ変わってくるのではないでしょうか。

大原先生の「今の夫を大切しなさい」とはそういう事なのでは?

 

あなたはどう思いましたか?

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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