TEL相談・「重い母」30年間、娘に依存し続けた毒親の末路

今回の相談は、重い…。とにかく、母が重たいです。

娘に依存し続けた母親が、いざ娘に逃げられるとこうなってしまうんだ。という事がわかります。

では参りましょう!

 

放送を音声で聞きたい方はこちらから

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今回の相談について

パーソナリティ:加藤諦三

回答者:大原敬子(幼児教育研究)

 

相談者

58歳女性・・・30年前に離婚

 

家族構成

娘31歳・・・未婚

離婚してから30年間、相談者と娘と2人暮らし

 

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相談者の状況

 

相談者は、30年前に離婚してから娘とずっと2人暮らし。

娘のアルバイトの収入で生活をしていた。

 

相談者は、2ヶ月前に目を怪我した。

 

相談者は娘に、

「普通の娘だったら、親が怪我して通院する時は付き添いするんだから、あなたもやってもらえるよね?」

「あなたの仕事先から歩いて数分先の病院なのに、なんで一緒に行ってもらえないの?」

と言った。

 

すると、娘に「一人で行けるでしょ!」と突き返された。

相談者も普段だったら1人で何でもできるけど、「なんでやれないんだろう。なんで動けないんだろう。」と思っていた。

 

娘は一緒に住んでいる時は、短時間アルバイトをしていて、家に帰ってきたらスマホゲームして、普通の人が起きてくる時間に寝るような生活をしていた。

夕方の6時、7時になっても「疲れが取れない」と言っているので、相談者は「そんなに仕事していないよね?!」と娘に言い責めていた。

 

そして、「私の将来の事も考えて地に足をついた生活をしてもらいたい!頭を冷やせ!出てけ!

と娘に言ったら、本当に出て行ってしまった。

 

娘は戻ってくると思っていたが、1ケ月経った今も戻ってこない。

 

その後、相談者が心療内科に通うようになり、鬱病とパニック障害だと診断された。

病院で「こういう症状はありませんか?」と聞かれる事が、娘が以前から自分に訴えていた事と当てはまっていたため、娘も鬱病とパニック障害だったんだと今更気づいた。

 

娘はずっと相談者に「眠れない・イライラする・食欲が無い・疲れが取れない」と、いろいろな事を訴えていた。

娘が出て行ってから、「あれは病気だったんだ」と気づいた。

 

娘の病気を治療したいから帰ってきて欲しい。

帰ってこないと治療ができない。娘を助けたい。

 

娘は以前も、やらなきゃいけない事をやれなかった。

趣味の事でよく行っている場所で面接ができると言われても、「行くのが面倒くさい。」と言っていた。

「なんでそうなの?趣味の事でいつも行ってる場所でしょ?」と言っても、「面倒くさい」の一点張りでダメだった。

 

1ケ月前には「出てけ!」と言ってしまったけど、娘に戻ってきて欲しい。

娘を助けたい。

 

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相談内容

30年前に離婚してから娘と2人で生活してきた。

1ケ月前、娘に「私の将来の事も考えて地に足をつけろ!出てけ!」と言うと、本当に出て行ってしまった。

娘はずっと「眠れない・食欲が無い・疲れが取れない」など相談者に訴えていた。

自分が心療内科に通うようになり、娘の症状が精神的な病気だったと、気づいた。

娘を助けたいから、娘に戻ってきて欲しい。

 

相談者
「出てけ!」と言ったら本当に出て行ってしまいました。
戻ってくると思っていたのに、戻ってきません。
娘は病気だったと知り、娘を助けたいので戻ってきて欲しいです。

 

回答者の意見

引用:大原敬子HP

大原敬子(幼児教育研究)

 

 

娘さんの「面倒くさい」は「助けて・私を守って・理解して」という叫び。

助けて!というSOSだったのに、それを相談者に言うと「お母さんだってこうなのよ」とかぶさってくる。

 

娘さんはお母さんに対応するエネルギーが無かった。

簡単な事もできないというのは、今まですごく無理をしてきたという事。

 

もう限界だった。

そのくらい娘さんは相談者の生活を守ってきていた。

 

あなたの「出てけ!」は感情で困らせようとしたもの。

まさか本当に出ていくとは思わなかった。

 

相談者は娘のしてくれた事を「当たり前」だと思っていた。

当たり前だと思ってしまい、「もっと!もっと!」を求めてしまった。

 

娘はずっと前から出ていきたかったし、休みたかったのに、それが出来なかった。

そんな時に、あなたから「出てけ!」という言葉をもらい、行動に移す事ができた。

 

相談者ができる事は、娘は元気でいると思い毎日の生活をしっかりとする事。

娘が帰ってきたときのために、部屋の掃除をしておくなどして、「お母さんって1人でも生活できるのね。」と思ってもらうのがいい。

 

母親の愛というのは、子供を待つ姿勢です。

帰ってきたら「帰ってきてくれてありがとう。」とだけ言い、食事を出せばいい。

 

無理はしないでくださいね。

今日一つ、明日一つ、その間に自分の心も癒されるはず。

 

それまでは「元気でいてね」と思って過ごしましょう。

 

パーソナリティの意見

引用:毎日新聞

加藤諦三

 

大原先生の言う事はその通りです。

 

相談者は、お嬢さんに敵意を持ちながらお嬢さんに依存している。

「娘を助けたい」「娘に自立してほしい。」と言うけれど、これは娘があなにして欲しい事。

 

相談者には「助けたい」と言うけど、人を助けるエネルギーは残ってない。

本当は誰かに助けてほしい。

 

(何を言われても否定せずに、ハイハイと認める相談者の対応をみて)

相談者は素直に認めているので道は開けます。

ほんの少しの事ができても自分をほめてください。

 

本当に苦労して30年生きてきたんです。

30年苦労してきた人が、部屋のゴミを拾ったというのはすごい事。

 

人と比較しないで、何か出来たら自分をほめてあげてください。

 

 

リスナーの意見

うわぁ~毒親キター!

「いつかこの毒親から逃げてやる」と思っている中の「出てけ!」だったんだろうね。

今回、甘すぎないか?

娘さん。出ていく気力と体力残っててよかったね。
この人の所には戻らない方がいい。

テレフォン人生相談のリスナーなら「娘を助けたい」で「おや?」となりましたよね!
正解は「娘にどうしても戻ってきてもらいたい」です。

残念だけど、相談者は先生の言うようにはできない気がする。
もう娘の事は考えないで、自分の事だけ考えて生きていきましょう。

今日の相談は先生の言う通りで気持ちがよかったです。
親しき仲にも礼儀あり。親子間でも押しつけてはダメ。

この年まで、バイトで親を食べさせていたのか。
娘さん、もう好きにそのお金使って幸せになってね。

ままこの考察

いかがでしたでしょうか。

 

 

典型的な毒親でしたが、毒親の割には素直で攻撃性が無かったように思います。

 

たいていの毒親は先生の図星をつくような言葉に、必死で反論しますよね。

もう、憔悴しきってそんなエネルギーも残されていないという事なのでしょうか。

 

加藤・大原コンビにフルボッコされそうなほどの毒親っぷりにもかかわらず、先生たちも優しい雰囲気だったのは、相談者が素直な反応だったからなのでしょうか。

 

しかし、相談者の「娘を助けたい」という言葉を聞いて、TEL相談のリスナーなら「お??こりゃアカン。」と思った事でしょう。

 

この相談者は娘に依存していて、完全に子供に面倒を見てもらっている状態ですね。

子供と親の立場が逆転しているパターンです。

 

こちらの「立場逆転」は親子関係において絶対に起こってはダメとされている状態です。

 

■「立場逆転」について(補足)

普通の親子関係であれば、子供が依存で親が自立である必要があります。

 

●依存・・・何もできないから面倒を見て・何もできない私を愛して

●自立・・・要望に応えてあげる・愛を与えてあげる

 

「立場逆転」が起こるケースとしては、その親も幼少期に自分の親の「愛して!愛して!」に答え続けていたせいで、子供の頃にもらうはずの愛が満たされていないまま親になってしまったというものが多いです。

それを今度は自分の子供で癒そうとする「負の連鎖」が起きている事が多いと言われています。

 

今まで親の立場で娘にアレコレ言ってきた相談者ですが、自分が愛を求めている「子供」だったと気づく事。

そして、娘はそれに応えてくれていた「親」だったという事実も受け入れる必要があると思います。

 

それらを自覚すれば、親がいなくなった今、「子供から大人へ」「依存から自立へ」と変化するんだ!と意識できるのではないでしょうか。

急に親がいなくなり不安になった子供です。

しかし、相談者さんは大人なので1人で大丈夫なはず!

1人暮らしをはじめた学生のような気持ちでひとつひとつ!

 

 

あなたはどう思いましたか?

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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