TEL相談・子供の試練を搾取し続けた母・甘やかし続けた子供の末路・神回

甘やかし続けると子供はこうなってしまうという典型。神回です。

息子の借金癖に悩む相談者ですが、話を聞くと「今まで息子の借金を全て返済してきた」とのこと。

親が悪い!と先生から言われる相談者ですが、相談者の方も「わかってます!!!」と攻撃的。

では参りましょう!

 

放送を音声で聞きたい方はこちらから

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今回の相談について

パーソナリティ:加藤諦三

回答者:中川潤(弁護士)

相談者

69歳女性

 

家族構成

夫78歳

息子45歳

※現在3人暮らし

 

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相談者の状況

 

 

相談者は現在69歳。

78歳の夫と、45歳の息子と3人暮らし。

 

今日の相談は、45歳の息子が200300万の借金をしているという事。

さらに、税金の未払いも結構ある。

 

借金は今まで何回もしていて、そのたびに親が清算してあげてきた。

その回数は5~6回くらい。

 

息子は30歳くらいから借金をしはじめた。

(加藤諦三:借金の使い道はなんですか?生活のためとか、ギャンブルとか、仕事はじめたとか…)

 

ギャンブルはやっていないと思いますが、借金の使い道についてはハッキリとはわからない。

一緒に住むようになったのは3年前からで、それまでは1人暮らしをしていた。

 

その時は高いマンションの家賃や生活費で無くなっていったんだと思う。

(加藤諦三:そうすると、働いて給料はもらっていたけど、その給料に見合った生活をしていないと…)

 

あ!そういう事ですね。はい。

高級な服を着てみたり、高級なレストランに行ったりと、それが息子の憧れだと思う。

 

加藤諦三:

それが憧れね…。

それにしても、56回というのは多いね。

普通、56回になる前に親も愛想を尽かすって事は…

 

うーん…そこはちょっと…。

親として心理的にどうですかね…心配してしまって…。

 

夫が働いていた時は、ある程度収入があったため親が借金を返済できていたが、これからは年金生活になるため経済的にも…。

ごく普通の年金生活になってしまった。

 

息子は借金をする時は、ほとんどカードローンで借りてくる。

 

息子は働く事はちゃんと働くけど、仕事を点々としている。

長くて1つの所に5年くらい。

 

息子は30歳までは留学をしていた。

高校を卒業して大学はアメリカに行き、卒業するまでに時間がかかったため78年ほど海外にいた。

 

加藤諦三:

だから留学も…こういういい方は悪いけど。

かっこつけた留学というか…。

なんか自分…

 

いや!!それはですね!!

高校を卒業した後、「じゃあどうする?」という話になり、自然とそういう事が出てきた。

 

本人がどうしてもしたいというわけではなくて…。

「そうしてみようか」という…お互いのアレですね…。

 

アメリカの留学先も田舎の方だったため、気候が寒い事もあり、「耐えられない」との事で息子が自分で手続きをして転校した。

転校先がお金がかかるところだったため、ずっと学費など援助をしていた。

 

今まで返済してあげた借金の総額は1000万~2000万くらい。

(加藤諦三:今日の相談というのは、単純に言えば「困ったもんだ。どうしましょう」という事ですか?)

 

その…。

大きな借金は払えないけれど…。

 

例えば、最悪の場合仕事を辞めてまた無収入になる。

そうすると、「2万円かしてくれ、5万円かしてくれ」などと言われる。

(加藤諦三:要するに200万円300万円という額ではなくて、数万円貸してくれという時にどうしたらいいかという…)

 

えぇ。そういう事ですね。

 

 

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相談内容

45歳の息子が200~300万円の借金をしている。

今まで息子が借金をするたびに親が返済してきた。その回数は5、6回で、総額は1000万~2000万。

借金の使い道ははっきりとはわからない。

息子が借金をしだしたのは30歳くらい。それまでは海外に留学をしていた。

今までは夫が働いていたためお金に余裕があったが、年金暮らしになるためこれからは援助できない。

息子がまた「数万かしてくれ」と言ってきたらどうしたらいいでしょうか。

 

回答者の意見

引用:note(テレフォン人生相談)

中川潤(弁護士)

 

 

1回、2回ならわかるんですけど、56回でしょ?!

その都度、はっきりした使い道の説明は無いんですか?

(相談者:はぁ…。何に使ったとか、そういうのは深く追及しないです。)

 

ちょっといくらなんでも…ルーズ…

(相談者:そうですね!!!)

 

いや、ご両親がですよ。ハッキリ言って。

 

相談者:

あ、あぁ…親がですね…。

はいはい。

 

本人の希望としては「自分で仕事がしたい」と。

それも具体的に思っているみたいなんですけど…。

自分で起業をしたいという事で。

 

できるわけないですよ!こんな人に。

悪いけど。

(相談者:いや!それは私もわかっていますけど。)

 

本当だったらね、普通ここまで行く前に自己破産させてるんですよ。

あなたがたが手を差し伸べているから、だいたい自己破産するパターンが同じパターンで…。

 

相談者:

それはわかってます!!

それはわかってるんです!!

 

同じパターンを繰り返している。そして、つい援助してしまう。

それがいけない事だというのはわかってるんです!

 

でも、もっと早くにやってあげるべきだったんだよ。

(相談者:そうですね。はい。)

 

あの、5回も6回も助けたというのは私あまり聞いた事がない。

だいたい2回か3回が限度ね。

 

相談者:

あの、主人は破産をさせてもいいと今まで何回も言いました。

でも土壇場になると、結局しないような結果になってしまうんですね。

本人もそれはとても嫌がっていまして…。

 

当たり前です!

そんなもん喜んで破産する人間なんていないもん!

 

奥様とご主人の生活を守るのか、息子にすがりつかれて、ともども水の底に沈むのか。

そういうレベルの話ですよ?

(相談者:はぁ…はい。)

 

何で私がこんなにもえげつないものの言い方をするかと言うと、もっと前にチャンスはあったはずなのに、ここまで引っ張ってしまったから。

今必要なのは奥様とご主人の生活を守る事。

 

これを第一に考えるとしたら、息子さん放り出すしかない。

(相談者:…わかりました…。)

 

わかりましたとおっしゃるんだけど、恐らく、それをしないんでしょうね。

奥様的にはなんか…両立させる方法は無いか…。

 

つまり、息子はそれなりに、そして自分たちの生活は守られてと、そういう思いがどこかにあるんでしょうけど、二兎追う事はできないんですよ。

ご自身の生活を守る事を考えれば、引導を渡すしかないですよ。

 

今の時点できっちりと清算をさせる。

そういう態度により、ハッキリとお母さまの意思表示をする。

 

そして、自分で地道な職を見つけてきて、1人で暮らす。

こういう方向にもっていかないと、お母さん自身が大変な事になってしまいますよ。

(相談者:そう思っててもですね!現実になると、どうしたらいいもんかな…と…。)

 

いやいや、断ち切らなきゃしょうがないじゃないじゃないですか!

やっぱり、鬼になるしかないです。

お母さまの気持ちからすれば。

 

鬼と言われようと、夜叉と言われようと、どっかで線引きしなきゃしょうがないでしょ。

ハッキリ言ったら、叩き出せって事ですよ。

 

今の状態って、ただの「先送り」なんですよ。

(相談者:あぁ…先送りね…。)

 

きちんとしたメッセージを送るって事です。

そして、それを態度で示す。

 

「あなたがやる事はこういう事だ」

「私が手伝えるのは、ここまでだ」

「あとはあなた1人で生きていきなさい」と。

 

こういう事をやるしかない。

私的にはこういう事だと思います。

 

 

 

パーソナリティの意見

引用:毎日新聞

加藤諦三

 

 

中川先生も「二兎追う事はできない」「あなた鬼になれ」と言いましたけどね。

あなたの相談って、無理な事を相談してきているんです。

 

魔法の杖を教えてくださいって事ですよ。

「私がこれ以上苦しまない、何かいい方法はありませんか?」って言っているんですよ。

 

あなたが変わる以外に解決の方法はありません。

 

今までのあなたの家が、世間体を気にする家だったから。

今も世間体を気にしながら「これどうしましょう」って言っていて…「正気かよ!」と言いたいですよ。

 

逃げて逃げて逃げまくってきた。

子供への愛情でも何でもないんです。

(相談者:あぁー…やっぱりね…。)

 

他人の重荷を代わって背負ってあげるという事はね、「搾取する」って事なんです。

 

重荷を背負う事で人は成長するんだから。

息子の成長の機会を奪ってきたのはあなたです。

 

重荷を代わって背負ったんじゃないです。

成長を妨害したの。

 

あなたが変わる以外に解決の方法はありません。

 

 

加藤先生締めのお言葉

「これが最後、これが最後」と言って何回もお金を貸すのは、縁を切られるのが寂しいからです。

 

 

リスナーの意見

ここまでの重症になるまで放置しておいて相談ですか…。
返済してあげた金額も曖昧、使い道はわからない。これは親が悪い。

相談内容も「次に数万借りに来たときどうしたら?」ってさぁ。

息子の借金をやめさせるっていう相談じゃないのか?!

こんなんで大丈夫?

「わかってます!」と逆ギレ連発。
これガチャ切り寸前の回だったよね。
よく最後まで耐えた。

留学の理由がよくわからなかった。
高校出て当たり前のように留学の話になるって…できの悪い子供をもつ上流家庭のパターンだよね。

中川先生の「自己破産したい人なんているわけないでしょ!」は痛快すぎました。

年金も巻き上げられるだろうな…
このまま共倒れだろうなぁ…

使い道のわからない借金を払ってあげる心境がわからないと思っていたけど、加藤諦三先生の言う通り世間体からなんだね。
息子を思っての行動ではない。

最初の借金の時点で突っぱねて、息子が自力で返済していたら…。
今頃、身の丈にあった仕事をして結婚して子供のいる社会人になっていたんだろうな。
相談者も孫が会いにくる幸せなお婆ちゃんだろうな。
なんだかせつないね…、

ままこの考察

 

甘やかされて育った子供の末路。

甘えの欲求が満たされる事無く、甘やかし続けられた子供です。裕福な家庭に多いこのパターン。

 

以前もこちらの回(TEL相談・お兄さんはピーターパン症候群)の考察でご紹介しましたが、加藤先生によると甘えと甘やかしは違うと言います。

 

✔甘えと甘やかしの違い

お金を出したり物を買い与える甘やかしは、甘えの欲求を満たす事とは違う。

 

例)子供は母親の関心をひきたいために「あれが欲しい!これ買って!」と言う。

今回は「赤い車が欲しい」とワガママを言った時。

 

●甘やかす

「はい。どうぞ。」とすぐ買い与える。

→母親の関心は得られていないため、また「青い車が欲しい」と言い出す。

そうやって一番欲しい親の関心は得られずに、次から次へと物を買い与え続けられた子供は、将来引きこもりになり、周囲から「あの子は甘やかされて育ったからダメになった」と言われる。

 

●甘えの欲求を満たす

「赤い車ってどんな車?消防車の事かな?それとも赤いスポーツカーの事?」

「今度、一緒に探しに行こうか!」

「どうして、その赤い車が好きなの?かっこいいよね!」と関心を示す。

→すると子供の心は満たされる。お金や物を欲しいとワガママを言わなくなる。

※少しオリジナルを加えて解説しましたが、これは加藤先生が言っている甘えと甘やかしの違いです。

 

 

わりと裕福な家庭に多いこのパターン。

私も子育てをするようになり、この甘えと甘やかしの意味を実感するようになってきました。

 

例えば、子供がおもちゃ屋さんの前を通った時に「おもちゃが欲しい!」とワガママを言ったとします。

子育て中のお母さんであれば、あるあるですよね。

 

その時に「じゃあ一つだけね!」と言って買ってあげる事が、親にとって一番楽なんです。

さらに裕福な家だと、この「お金で解決」のハードルが下がります。

 

以前の私はフルタイム勤務で働いていたため、自分もこのような事をしていました。

当時は夫と私がバリバリ働いていたため、今よりはお金に余裕がありました。

 

さらに、いつも子供に寂しい思いをさせているという罪悪感からおもちゃが欲しいと言ったら、割と買ってあげていた気がします。

でもある時、子育て中のママのブログを見てハッとしました。

 

どんなに小さい子でも手を握って向き合って真剣に話せばわかる。

親は我が子に向き合うたった5分~10分をケチるな!

 

それからすごくすごく大変だけど、おもちゃ屋さんを通り過ぎる時は手を握って目線を合わせて言い聞かせるようにしました。

 

「欲しいけど、おもちゃはいつも買ってもらえるものじゃないよ。お誕生日まで我慢しようね。」

「お誕生日になったら買ってあげるから。」

からはじまり、

 

「いつまでもここにいるの?おもちゃ屋さんに住む?」

「ママはそんなにお金持ってないよ。」

まで。

 

本当に本当に大変でしたが、言い聞かせるようにすると自然と我慢ができる子になっていたんです。

これはビックリしました。

 

おもちゃを買って解決する方法であれば、子供の目を見なくても、子供と会話をしなくても「はい。どうぞ。」で終わります。

これがきっと加藤先生の言う「甘やかし」ですね。

 

私は、甘やかしという名の「無関心」だと思っています。

親が楽な方を選択しているだけ。だって、欲しいと言ったものを与える方が圧倒的に楽なんだもん。

 

今回の相談者も無関心ですよね。

お金の使い道はわからないって…大丈夫?!って思ってしまいます。

 

「お金は何に使うの?」

「仕事は何がしたいの?」

 

親子としてこの程度のコミュニケーションがあってもいいはず。

親からの関心はもらえず、お金をもらい続けた子供。

そう思うと、なんだかこの息子さんも可哀そうですね…。

 

今回は、子育て中の私も「気を付けなきゃ!」と、身の引き締まる回でした。

 

あなたはどう考察しますか?

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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