TEL相談・今井先生のカマかけにひっかかる!息子大好きおせっかい相談者

今回は、息子夫婦の問題に首を突っ込んで引っ掻き回しているおせっかい相談者です。

これは、絶対最後まで読んでください!

クライマックスの今井先生の尋問がもう華麗でお見事です。私は古畑任三郎かと思いましたね…。

では早速参りましょう!

 

放送を音声で聞きたい方はこちらから

目次

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今回の相談について

パーソナリティ:今井通子

回答者:田中ウルヴェ京(五輪メダリスト・メンタルトレーナー)

 

相談者

68歳女性

 

家族構成

夫74歳

長男

次男42歳(嫁37歳・中1息子・小4娘)

 

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相談者の状況

 

次男夫婦の相談。

次男が転勤から帰ってきて、夫婦関係がギクシャクしてしまった。

相談者は、このままでは孫が不幸になったらよくないと思い、自分に出来る事があるか相談したいとのこと。

 

次男の嫁は週に何日かパートで働いている。

そのため、夕飯が夜の8時半ごろになったりする。

 

さらに、朝ご飯については、次男は自分で買ったものを食べて出勤しているらしい。

相談者の家に次男が来た時も「ちょっと買っといてくれないか」という感じで(朝ごはんの買い物を?)頼んでくる。

 

どうやら、単身赴任中にお嫁さんと子供たちと3人の生活ペースが出来てしまい、次男が帰ってきても合わせられないという感じ。

 

相談者は、このような話を息子とお嫁さんの両方から聞いている。

最初の頃は両方の言い分を聞いて、お嫁さんの事も信じていたが、最近はお嫁さんの方はちょっと違うかな…と感じている。

 

最近は次男家族4人が遊びに来ても、親同士会話をしない。

子供とは話をするが、子供たちも気を使っているような感じで様子がおかしい。

 

なので、相談者が「どのようにしたらみんながうまくいくかな」と思って、お嫁さんと一度会ってみた。

お嫁さんは「会えて良かった」と喜んでくれた。

相談者が「今度、家にも遊びに来てね」と言うと、お嫁さんは「はーい!行きまーす!」と言っていた。

 

息子は相談者に「もう実家に帰りたい」「別れたい」と言っている。

そのような状況なら、2人でいろいろ溜まっている事を腹割って話せばいいんじゃないかと思い、それを伝えようとお嫁さんに電話をしたが出なかった。

 

このような状況で、孫2人が幸せになるにはどうしたらいいかを相談したい。

次男夫婦に何をしてあげればいいかを教えて欲しい。

 

 

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相談内容

次男が転勤から帰ってきてから、次男夫婦がギクシャクしている。

お嫁さんも働いているため、夕飯が遅かったり朝ご飯の用意ができなかったりしている様子。

相談者は息子と嫁の両方からいろいろ相談されている。

こんな状況で孫が幸せになるには、何をしてあげればいいか教えて欲しい。

 

相談者
息子とお嫁さんがギクシャクしています。
息子とお嫁さん両方から相談されていましたが、最近、お嫁さんは電話に出てくれなくなってしまいました。
孫が2人いるので、孫たちが幸せになるために私はどうしてあげればいいのでしょうか。

 

回答者の意見

引用:株式会社ライツ

田中ウルヴェ京(五輪メダリスト・メンタルトレーナー)

 

お孫さんたちが幸せになる事が目標と聞きましたが…。

相談者もわかっている事かとは思いますが、相談者が何も手を出さなくても済む事がベスト。

 

ですので、相談者が今日から何ができるかって事に視点を変えてみます。

 

みんながハッピーになる事が相談者にとっては幸せとして、そのためにできる事は「客観的に物事をとらえる事」。

相談者は息子から相談されたり、お嫁さんから相談されたり、もしかしたらお孫さんから相談される事もあるかもしれない。

つまり、相談者には母親、姑、おばあちゃんという3つの役割がある。

 

今日から、息子さんと接する時に姑の立場を思い出してもらいたい。

どうしても母親として息子を見てしまうと、良くない事も良く見えてしまう。

 

心を鬼にする必要は無いが、客観的にみる事が必要。

息子と接する時の姑の立場というのは、お嫁さんの母親の立場になるという事。

 

今は「大事な息子がお嫁さんと問題があって困っているな…」と母親の立場で見ていますよね。

これを、この息子の言葉、お嫁さんの母親が聞いたらどう感じるだろう…とか、お嫁さんが相談者に話した事に対して、娘の話を聞く母親の立場で聞いていたらどう捉えるだろう…といった感じで考える。

 

このように、自分が聞いた情報を客観的に捉える力が無いと、相手へのヘルプはできない。

相談者は人に凄くかかわろうとするし、一生懸命みんなの助けをしようとする人だと思う。

 

相談者:

いや、わたくしは、結婚してから姑に仕えてすごく嫌な思いをしてきた。

だから、お嫁さんにはそんな思いは絶対させまいと思ってきた。

だから、私が我慢しちゃう事が多いです。

 

今まで、お嫁さんに嫌な事って一切したことないです。

私はそういう気持ちで今まで生活してきました。

 

 

であれば、そこが問題。我慢は人にバレる。

お嫁さんが娘だったら我慢はしないわけですよね。

 

これからは、相談者には自虐ができる可愛いおばあちゃんになってもらいたい。

「あなたたち、何とかしなさいよ」だと人は良い気はしない。

これからは、私のワガママだけど…みたいなスタンスで発言して欲しい。

 

「私だって息子は可愛いけど、こんな息子が娘の旦那だったら嫌だわ~」と言うように、客観的な視点を持つ事も相談者はできると思う。

こんな事をひとつ参考にしてみてください。

 

 

パーソナリティの意見

引用:講演依頼.com

今井通子

 

相談者がいくらお孫さんの事を考えても、相談者の子供じゃないんだから、それをどうにもできる事ではない。

 

一人ずつ呼んで、探って、いろいろ聞いて、相手の愚痴を聞いて…。

って、やって、両者を対立した形に持ってたりすると、結局相談者がこの夫婦を壊す事になる。

 

という事で、結論は相談者が余計なお節介をしない方がいいって事。

 

「お嫁さんは電話にも出ないんです」と言っていましたが、当たり前です。出ません。

きっと相談者がそんな事言ってくること自体が失礼だと思っています。

(相談者:あー…そうなんですか…)

 

 

もっと言ってしまうと、もしかしたら息子さんに誰かいるかもしれない。

(相談者:あ、それは無いと思います。

 

お嫁さんの方に誰かいるかもしれない。

(相談者:あぁー…。

 

ほら、そこの言い方がもう違う。

 

「息子さんに誰かいるかもしれない」の時は「それはないと思います」なのに、「お嫁さんに誰かいるかもしれない」になると「あー…」って何ですか?

相談者自身が、そういう形で息子可愛さにいろんな事をお嫁さんと息子を比較してごちゃごちゃ言うから、家庭が壊れていく。

(相談者:わかりました…)

 

わかりましたか?

今言ったように、相談者にできる事は見守る事。

 

リスナーの意見

今井先生大好きです。
声が聞きやすくていつでも冷静でスゴイ。
本当に尊敬しています!

最後の今井先生の尋問。
この回のクライマックスだったのね…。

嫁に嫌な事は一度もしていない!とよく言いきれたもんだ。
お嫁さんはどう思ってるかしらねぇ。

自分が満たされてない人って、首つっこんでくるよね。

おせっかいだよ。
大好きな息子が朝ご飯作ってもらえないのがそんなに嫌なのね。
共働きなんだから、朝ご飯作ってあげるでもいいくらいなんだけど。

毒親が原因で夫婦が不仲ってわかりづらいんだよな。
毒親って厄介だわ。

なんで息子夫婦の仲が悪くなったら、嫁のせいなの?!
息子夫婦が理想の生活を送れていないと、イライラいする姑って本当に多いよね。

こりゃあ、三石先生にガツンと怒ってもらわなあかん。

ままこの考察

いかがでしたでしょうか。

田中先生が優しいので相談者に少々押され気味だった所に、最後の今井先生のカマかけに相談者がひっかかる展開…お見事すぎました!

 

この相談者はほっとけない人なんですね。

以前、加藤先生と愛先生の回でほっとく事の大切さを伝える名回答がありました。

 

その回で加藤諦三先生が「放っておける人は積極的な人。放っておけない人は受け身の人。」と言っていたのですが、まさに今回の相談者もこのパターンだと思います。

 

やはり、相談者自身が「愛されたい、人と関わりたい」と思っているからこそ、いろんな事に首を突っ込んでしまうんでしょう。

心に問題を抱えていたり、夫婦関係で満たされていない人ほど子供に気持ちが行きがちです。

そうえいば、この相談者の旦那さんはどこへ?
この件に関して、なんて言っているの?
大原先生だったら相談者自身の夫婦関係にツッコんでくれたかしら…。

 

とにかく、最後の今井先生の尋問が華麗すぎて見事すぎて震えました。

もう、古畑任三郎かと思いました。かっこいい今井先生にしびれましたね!

 

あなたはどう思いましたか?

最後まで読んただきありがとうございました。

 

 

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