
今回は、男性にモテすぎて女性から嫉妬されて意地悪されるという悩みです。
相談者はなんと16歳の娘がいる42歳の女性。
これは三石先生にズバッと言ってもらいたい!と思っていたら、回答者はドンピシャの三石先生!
三石先生の納得の超名回答も必見です。
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目次
今回の相談について
パーソナリティ:今井通子
回答者:三石由起子(三石メソード主宰・作家・翻訳)
fa-check-circle相談者
42歳女性
fa-check-circle家族構成
夫40歳
長女16歳
相談者の状況
相談者は、42歳女性。
若い頃からずっと同性に意地悪されてきた。
女性に意地悪されるのが嫌なので、対処法などを知りたいという相談。
同性からの意地悪がはじまったと感じるのは20歳あたりから。
就職して社会に出ると、男性によく声をかけられるようになった。
すると、それを近くで見ていた女性の同僚から、「あなたあまり、色気を出さなくていいわよ」と、嫌味を言われた。
他には、相談者が胸の目立つようなピタッとした服を着ていると「なんで、そんなにぴっちりした服を着ているの?」と、言われたりする。
他にも、電話では言えないくらい同性からの意地悪はたくさんあった。
現在、ボランティアサークルに入っているが、そのサークル内でも女性から意地悪をされている。
相談者は、男性が混じると同性から意地悪をされると感じている。
サークルの女性達は相談者を無視したり、腹の立つような事を言って去ったりする。
例えば、「仲間内であなたの変な噂が立ってるけど、気にしない方がいいわよ。で、辞めるの?」と、相談者は辞めるとも言っていないのに、そう言われたりする。
また、男性はよく相談者に声をかけてくれる。
サークルでも代表者から気に入られていて「お母さん元気?」「子供は?」と色々聞かれたりする。
さらに、女性のいないところだと、男性は相談者にセクハラのような事を言ってきたりもする。
例えば、「今日可愛いね。」「その服似合ってるね。」など、男性たちは褒めてくれる。
褒められるだけでなく、胸を触られるなどのセクハラをされた事もあった。
ボランティア系のサークルなので、高齢者施設に慰問に行ったりするのだが、そこで78歳くらいのお爺さんに「胸が膨らんでいるから気になるんだよ」と言われて胸を触られた。
相談者は「何するのよ!」と言ったが、お爺さんは笑っていた。
相談者が、サークルの70歳くらいの女性に「セクハラみたいな事をされて嫌なんだけれど…」と相談をすると、「あなたに隙があるからよ」と言われてしまった。
自分の事をセクシーな女性と思ってはいないが、よく周りから「色っぽい」と言われる。
きっと、周囲の女性達は自分を僻んで意地悪をしてくるのだろうと思っている。
なので、同性から意地悪をされた時に自分がめげないようにするにはどうしたらいいか知りたい。
相談内容
fa-check-circle社会に出た20歳ごろから、同性に意地悪されるようになった。
fa-check-circle男性に声をかけられたり、セクハラをされるので女性たちは嫉妬しているのだと思う。
fa-check-circle現在もサークル内で「隙がある」などと意地悪を言われる。
fa-check-circle同性からの意地悪にめげないためにはどうしたらいいのでしょうか。
意地悪された時にめげないように、どうすればいいでしょうか?
回答者の意見
引用:三石由起子HP
三石由起子(三石メソード主宰・作家・翻訳)
まず、相談者の悩みの方向が違うように感じます。
相談者は42歳で、お嬢さんは16歳。
同性に意地悪をされるという事を悩むよりも、相談者はこの16歳のお嬢さんのお手本になるような女性にならないといけない。
お嬢さんに「私のような女性になってほしい」と思える人間にならないといけないと思う。
そして、声を聞いて思ったのは、相談者は生まれつき色っぽい人なのだと思う。
生まれつき色っぽい人というのは存在する。
ここで間違ってはいけないのは、生まれつき色気のあるセクシーな人はその色気を放っておいてはいけない。
どういう事かと言うと、ただ放っておくとその色気は汚く、不潔な感じがする。
それは、もう言わずにはいられいようなもの。
別に、これは嫌味だったり意地悪しようと思って言っているわけではない。
恐らく女性が相談者に向けて言うというのは、汚さだと思う。
不潔な感じがするよっていう意味。
だから、それを相談者が嫉妬していると思うのは大間違い。
色気は放っておくと不潔になるから、磨かないとダメ。
しかも、相談者は42歳。今から放っておくと、どんどん不潔になっていく。
色気を磨くと言うのは、色気に品を持たせて気品にするという事。
艶っぽく、品のある色気というのは、周囲は黙る。
具体的に磨く方法であれば、お茶やお花、お香や書道などの背筋をピシッと伸ばさないとできない事を習う。
いくつもやる必要はなく、一つで良い。
そこでちゃんとした先生を見つけて、その先生の言う事だけを聞く事。
その道の先生というのは、その服装はおかしい、その指輪はおかしい、その帯留めはおかしいなど、いろいろ教えてくれる。
良いチャンスだと思います。現在42歳。ギリギリです。
今から相談者は綺麗になれる。
そのためには意識改革をしなくてはならない。
今まで女性たちに意地悪されたのではなく、不潔だと言って拒否られたという事。
それを理解しましょう。
誰も相談者に嫉妬をしていない。
誰も相談者をライバルと思っていない。
男性に声をかけられることを羨ましいと思っていた人は一人もいません。
「あぁ、嫌だなー…。」と思っただけ。
そこを自覚して意識をし、背筋が伸びる事を一つ始めてみれば、5年後、みんなが相談者を本当に羨ましがると思う。
持って生まれた色気というものは、後からつかない。
相談者はそれを持っている。
しかし残念な事に、それを放っておいてしまったという事。
だから意識を変えましょう。
せっかく電話かけてきたのだから、無駄にしないでください。
今からでも遅くない、今から出来るから。
こちらも言いづらい事言っているんですからね。
(相談者:わかりました。)
パーソナリティの意見
引用:講演依頼.com
今井通子
まさにそういう事で。
相談者が言われた事が何だったかを理解する事が重要。
70代の女性から「隙があるから」と嫌味を言われたと言っていたが、それはアドバイスしてくれていた。
(相談者:ズバッと言ってくれる人のほうが、私のはいいという事ですか?)
そうですよ。
相談者についていい事だけを言う人より、嫌味のように言ってでも相談者をちゃんとした人にしようって。
そこには、愛がある。
だから、一生懸命言ってくれる人に対して「やっかんでる」などと思ったりする、その相談者の心をピシッと直した方がいい。
(相談者:あー…ひねくれてるんですかね。)
捻くれているというより、被害妄想の方が近い。
相手が一生懸命アドバイスをしてくれているのに、全て嫌味と受け取ってしまうのは被害妄想的。
相談者は、嫌な忠告ほど聞いた方が良いと思う。
あとは、背筋がピッと伸びた隙の無い色気をちゃんと持つ事。
(相談者:わかりました。今まで言われた事ないのですが、はい。何か初めてみたいと思います。)
三石先生:良かった良かった。
(相談者:はい。ありがとうございました。)
リスナーの意見
今井先生!三石先生!
よくぞ言ってくれました。
お二人とも素晴らしい回答です。
お茶やお花を習ってみたくなった。
私も品を身につけたいなぁ。
セクハラされるという事は、モテるではなく女性としてなめられてるだけ。
それを見て、女性達から意地悪ではなく軽蔑されていただけ。
私もよく嫉妬されるからわかるなぁ。
大人としての気品が無いから、スケベ爺さんごときに軽く扱われちゃうんだよね。
ままこの考察
今回の三石先生の回答は、まさに神回答だったのではないでしょうか。
「生まれつき色気のある人はいる。しかし、その色気は気品をつけて磨いていかなくては、不潔で汚くなる。」
という回答には、なるほど~と、うなってしまいました。
しかも、その対処法として茶道や華道を習って品を身につけろとは本当に素晴らしいアドバイスです。
リスナーの声にもありましたが、意識が高く美を保てている40代であれば、同性からは羨望の眼差しを向けられるはずですよね。
同性からもこんな風に言われてしまったり、お爺ちゃんからもセクハラをされてしまうのは、やはり相談者が軽く見られてしまっているからではないでしょうか。
今回のアドバイスも「また嫉妬されてる…」と思うか、「私も品を身につけよう」と理解するかで、相談者の未来が変わってくるような気がします。
あなたはどう考察しますか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。