TEL相談・愛先生「あなたに怯えています」常にキレてる大学院生・神回

今回はテレフォン人生相談ファンなら、みな知っている伝説の回です。

愛先生に「あなたに怯えています…。」と言わせたほどの荒れに荒れた神回

 

常にキレる大学院生とは?

知らない人は必見です。既に知っている人はリスナーの声や考察をどうぞ!

 

放送を音声で聞きたい方はこちらから

目次

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今回の相談について

パーソナリティ:加藤諦三

回答者:マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)

 

相談者

22歳女性(大学院生)

 

家族構成

不明

 

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相談者の状況

 

■ブチギレ会話その1
加藤先生:働いてますか?学生ですか?
相談者:大学院生です。
加藤先生:大学に通っている…。
相談者:大学っいんっせい!(怒)

 

相談者は大学院生。

悠々自適なシングルライフ。

近所の70歳の老人が20年近く野良猫の餌付けをしていたが、最近、体調を崩して長期入院する事になった。

 

■ブチギレ会話その2
加藤先生:70歳?
相談者:ななじゅっさい!(怒)

 

その際に、「迷惑だったら断ってくれていいけど、1カ月半くらい入院する間猫の餌付けを代わりにして欲しい」と、相談者に持ち掛けてきた。

相談者は深く考えず引き受けてしまった。

 

そして毎日、野良猫に欠かさず餌付けをしているのだが、野良猫への餌付けという事で、近所の目も気になるため、夜中人が寝静まった時間を見計らってあげにいっている。

しかし、3週間、4週間と経つうちに昼夜逆転の生活なども負担になってきてしまった。

 

入院中の老人と電話をした際に、「もし、身体の自由が利かなくなったら猫ちゃんたちはどうするのですか?」と相談者が聞くと。

「それは路頭に迷うしかないね」と言われた。

 

その言葉を聞いて、その老人の計画性の無さにビックリした。

さらに、そういった人柄や性格を知らず引き受けてしまった事を後悔した。

 

ご近所トラブルも、その野良猫が死んだとか糞尿の事だったりして、その始末に追われるのも負担になってきている。

しかし、一旦引き受けてしまったので、自分が辞めてしまうと野良猫の命にかかわってくるため辞められない。

 

相談者は、10代半ばのときに信頼できる人がおらず、家族とも一切口をきかないような状態だった。

そんな時に、自分の部屋の窓にすり寄ってきた人懐っこい黒猫がいたので1度餌を与えてしまった。

 

しかし、その猫が雌猫で子供を次々と生んでしまい、家族からも白い目で見られて子猫を見殺しにするかたちになってしまった。

そのような出来事があったため、猫にはトラウマがある。

 

猫たちが殺処分されるのだけは相談者も避けたいと思っている。

このような状況でどうしたらいいでしょうか。

 

 

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相談内容

近所の野良猫に餌をあげている老人が1ヶ月半ほど入院する事になった。

入院の間「代わりに餌をあげて」と頼まれ、相談者は軽い気持ちで引き受けてしまった。

しかし、3、4週間続けると負担になりだした。

老人へ電話すると、自分が餌付けできなくなったら猫たちは路頭に迷うしかないと言われた。

猫の餌付けを辞めたいが、辞めたら猫たちが死んでしまうのでやめられない。

どうしたらいいでしょうか。

回答者の意見

引用:Japaneseclass.jp

マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)

 

ちょっと珍しい質問ですね。

その入院したおじいさんの性格のせいで嫌な思いをしなくてはいけない。

(相談者:おばあさんです!怒

 

おばあさんですか?

そういう嫌な思いを受け止めなくてはならないという、相談者の状況としてはにっちもさっちもいかない状態になっていると思う。

 

猫にとってはどうなんでしょうか?

餌付けするのは良い事?悪い事?

(相談者:私に聞かれても困るんですけど。怒

 

いや、相談者がやっている事なので、何かしらの考えがあってやっている事だと思ったから聞いた。

 

「これ以上は荷が重いので」と言って、離れてもいいのではないでしょうか。

現在でも、近所の人から保健所へ通報される恐れはありますよね。

 

それとも、餌付けしている人がいるから通報しないでいてくれているというのがあるのでしょうか。

(相談者:そんなに軽い悩みですかね(怒)、他の方と比べて。私、そんな軽いつもりで喋っていませんが?怒

 

軽いどころか、あなたが突然怒り出すのでこちらは怯えております。

だから、非常に用心して喋っております。

 

相談者も引き受けた以上は、何かしらのお考えがあるのではないですか。

十分にお役目を果たされたのだから、返済すればいい事ではないでしょうか。

 

老人の計画性の無さなどと言っていますが、その件については相談者とその方が納得できるまで話し合えばいい事だと思う。

相談者は残された猫を心配しているようだが、そもそもそこが問題だと私は考える。

 

大勢の野良猫に餌をあげる事は、果たして良い事なのかわからない。

私は日本のペットを飼う意識は相対的に低いと感じているが、そういう事がもたらした問題だったのではないでしょうか。

 

今回の事は相談者の人の良さが生んだことでもある。

相談者の中にも納得のいかない不当な怒りとして残っている。

 

そのせいで、少しでも気に入らない言葉があると相談者は歯向かってしまい人に対応できなくなる。

このままだと、優しい人や味方になってくれる人と争ってしまう。

 

 

パーソナリティの意見

引用:毎日新聞

加藤諦三

 

マドモアゼル愛先生と同じ質問ですが、どうしてそんなにイライラしているのでしょうか。

その70歳の人を計画性が無いと言いますが、その方にイライラしているんですよね。

 

もしかすると、相談者自身が自分の事「計画性が無い」と思った事はありませんか?

(相談者:何度もあります。

 

そうすると、計画性が無いと怒っているのはこの70歳の人に対する怒りでしょうか。

(相談者:自分の運命とか…。あの、加藤先生の著書手元にあるんです。笑)

 

ありがとうございます。

ですので、その怒りはきっと自分への怒り。

 

やはり、自分に対して怒りを感じていると、全てに不満になってしまう。

全ての事に怒りを感じる事になってしまう。

 

相談者は許せない人がいるはず。

(相談者:います。もう死んでいますが…。私には理解者がいなかった。

 

ずっと一人で生きてきたんだから。

よく今まで頑張って生きてきましたね。

 

だから、そろそろ受け入れましょう。

(相談者:自分の運命を教訓として生かせという事ですね。

 

そうすれば、これからは生きていて楽しいという事ができてくる。

 

加藤先生締めのお言葉
憎しみは変装がうまい。

 

リスナーの意見

これが…有名な伝説の回か…。
一般の方と違って~ってあなたも一般人でしょうが!

この女性怖すぎでしょ。精神的な病気なのでは?
でも、最後は加藤先生のおかげで救われたね。

自分が知ってるテレフォン人生相談でもベスト3に入る神回。
やっぱリアルってどんなホラー映画よりもホラーだよな。
この相談者をまとめる加藤先生と愛先生すごすぎ!

愛先生に「怯えています」と言わせるなんて…

動物愛護団体に電話しろよ。
愛先生に「どうすれば?!」ってキレてておかしいと思う。

この人孤独なんだね。
孤独だから誰かと繋がりたくて猫のエサも引き受けた。
でも煩わしくなったら老人を憎むように…。
このままじゃ一生孤独だよ。

ままこの考察

今回はリスナーなら誰でも知っている伝説の猫大学院生の回をご紹介しました。

何度聞いても強烈。ホラーよりホラー映画ですよね。

 

私はやはり、この相談者は加藤先生とお話がしたかったのだと思います。

こんな性格なので、常に生きづらさを抱えて生きていて、テレフォン人生相談を聞くようになり加藤先生を知ったのではないでしょうか。

著書も持っているとの事なのでファンなのでは?と思いました。

 

 

本当は、加藤先生に心の膿を出してもらって癒されたかったのに、強烈過ぎて、愛先生も加藤先生も逃げ気味に。

しかし、最後はご自分で「自分の運命を教訓に…」とまとめ上げて納得されていたようなので、良かったです。

 

それにしても、こんな強烈相談者を相手に怒られながらまとめて、愛先生と加藤先生は本当にすごいですね。

大変でしたね。お疲れさまでした。と労いの言葉をかけてあげたいものです。

 

あなたはどう考察しますか?

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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