
スッキリしたい人は聞いてください。
娘夫婦の問題にどうやって口をだそうかという相談内容に、三石先生がバッサリ言ってくれます。
スッキリ爽快注意報!これは最高。
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今回の相談について
パーソナリティ:今井通子
回答者:三石由起子(三石メソード主宰・作家・翻訳)
fa-check-circle相談者
63歳女性
fa-check-circle家族構成
夫67歳
娘37歳…既婚
息子33歳…既婚
※現在、夫と2人暮らし(義両親が隣に住んでいる)
相談者の状況
娘夫婦の事で相談。
相談者は63歳主婦。夫は67歳。
37歳の娘と、33歳の息子がいて、2人とも結婚していて独立している。
相談者は夫と2人暮らしだが、隣に夫の両親が住んでいる状態。
義両親の年齢は88歳と、84か85歳くらい。
娘夫婦は結婚7年目で4歳になる男の子がいる。娘の夫は37歳。
娘の夫は次男だが、夫の両親が最近になって、娘夫婦の隣に家を建てたいと言い出した。
娘の夫の兄弟構成は、長男、娘の夫(次男)、妹という感じ。
娘の夫の兄(長男)は、結婚していて子供も3人いて、遠くに家を建てたらしい。
兄弟3人とも独立していて、両親と別に暮らしている。
現在、娘夫婦は転勤族で、あちこちに行っている。
娘夫婦は、そろそろ家を建てたいと思っているらしい。
しかし、義両親が「2人が家を建てたら、私たちは今の家を売って、その隣にでも新しい家を建てて生活をしたい」と言い出している。
その話を聞いた時に、相談者はとても心配して「やめたほうがいいよ~」と言ってしまった。
娘も、義理の両親には言えないらしい。
なので、隣に家を建てられないために、逃げの一手として、転勤で家を建てないでずっといると最初は言っていた。
しかし、最近になって娘の考えが変わった。
子供が4歳になり、新しい土地に馴染むのも親も子も大変なので、できれば家を建てたいとなった。
相談者は40年ほど、姑の苦労をしているので、娘にその苦労をさせたくない。
だから、私が意見していいのかなぁ…と思って。
今井通子:
家を建てると、隣に義両親がやってきてしまう。
そこのところを、お嬢さんたちは認めざるを得ないと思っている?
いえ、その辺が夫に強く出れないというか…。
顔色を伺うような毎日らしいんですよ。
(今井通子:それはなに?ご主人は乗り気って事?)
あぁ!いえいえ!そうではありません。
旦那さんの方は、娘が嫌だと言ったので、「うん。わかった。それじゃあ逃げる事にしよう!」と、そういう風な感じ。
今井通子:
逃げようとなったのは昔の話でしょ?
ご主人の方は、家を建てようとは未だに言っていないわけ?
言っていないと思います。
今井通子:
なんだ!そういう事なのね!
お嬢さんが家を建てようと思った、そうすると、義両親がついてきしまうと心配しているのはあなたで。
お嬢さんはそのことを含めて飲み込んだから、子供の事もあるし、落ち着いた家に住みたいわって事?
いや、その事を含めて私が絶対に反対と言っているから…。
娘も私の苦労を見ているので、悪いけどそれはできない、と思っていると思うんですが…。
それをハッキリ言い出せずにいるって感じらしい…。
(今井通子:え?!だって、お嬢さんのほうが家建てて住みたいと思っているんでしょ?!!)
はい。
子供を転校させるのは、とても大変だったので、できれば…という話になったんです。
(今井通子:うん。それで、ご主人の方はそんな事は、あまり思っていないんでしょ?)
いや、だから…その辺が…。
夫婦内でどんな話になっているのか、ちょっとわからないんですよ。私たちは。
もう37歳にもなった娘なので、私が口を出していいのか。
もし、娘の夫に私たちが話をするのであれば、どういった根拠で言っていいのかなと思いまして。
言ってはいけないのか、と思って。
相談内容
fa-check-circle娘夫婦が家を建てたいそうだが、家を建てたら隣に夫の両親が家を建てたいと言い出した。
fa-check-circle娘はそれが嫌なので、夫に相談したら「転勤し続けて、ずっと逃げていよう」と転勤族をしている。
fa-check-circleしかし、最近になって娘が、子供の転校なども考えて家を建てて落ち着きたいと言い出した。
fa-check-circle相談者は隣に義両親が住んでいて、40年ほど姑で苦労しているため、娘には同じ思いをさせたくない。
fa-check-circle私が娘に口を出していいのか、また娘の夫に言う時は何を根拠に意見すればいいのか。
回答者の意見
引用:三石由起子HP
三石由起子(三石メソード主宰・作家・翻訳)
これはね、あなたが言っていい事ではないですよ。
(相談者:え?!言っていけませんか?!!!)
もちろん!いけないですよ。よそんちの話ですもの。
娘というのはね、嫁に出したらよそんちの子になるんですよ。
(相談者:いやいやいや(笑)!昔はそうだったけど、今は違いますよ!)
いや、そこじゃない。
あなたが言っているのは、実家という家を離れて本家に入るという事を言っているの。
昔の話って言うのはね。
私が言っているのはそうじゃないの。
実家を離れたら、もう新しい家庭の住人だという事。
ご主人とのプライバシーがあって、そして息子がいて、3人の新しい家がある。
あなたの娘じゃないの。新しい家の主婦になったの。
あなた関係ないです。
まったく関係ないです。
(相談者:えー?!(笑))
「え?!」じゃない。
言っていいですかってね、ハッキリ言いますけど、言っていけないに決まってますよ。
言うのは間違ってます。
これはね、夫婦の問題であって。
2年前に夫が「わかった、それなら逃げる」と言って、妻は信じて「はい。」と言った。
妻が「家をそろそろ建てたいな」と言い出したのは、いろんな塩梅を考えての事ですよ。
あれを取れば、これを失うってことぐらいわかってるわけですよ。
それで、娘さんが決断してるわけで、嫌ならずーっと、転勤で歩いていればいいだけの話。
「どっちがいいか、やっぱこっちがいいなぁ。」
「じゃあ、あれは我慢するか。でもあれは我慢できない。」
こういう事は、娘が夫婦の単位として、夫に言えばいい事。
相談者が、よそんちの亭主に、何の根拠で?って、根拠なんかあるわけないですよ。
根拠なんか無いですよ。
(相談者:えー…?そうですか?)
自分が嫁として苦労してきたって事は、娘には伝わっているんですよ。
後は、娘の判断じゃないですか。
あなたの人生じゃないですよ。
あなたが考える事じゃない!
もっと違う事考えようよ。
夫のご両親が隣にいるんじゃない!
よそんちの事考えている場合じゃないのよ。
80代の老夫婦が、あなたの家の隣にいるわけよ。
それと、どうやってうまく付き合っていくか、自分がどういう覚悟をするべきか。
今の生活の、自分のプライバシーも大切にして。
相手にやってあげたい事も、やりたくない事もあるだろうし。
自分の事考えるべきですよ!
あなたお尻に火がついてますよ。
(相談者:あぁー!(笑)はい。)
隣の両親倒れたらどうするんですか?!あなた隣にいるんですよ。
明日から面倒みるわけですよ。
(相談者:はい!はい…。)
娘は放っておきなさいよ。37歳ですよ。
(相談者:えぇー…そうですか…。)
まして、娘の夫なんか他人なんだからね?
まったくの他人になんの根拠で?言おうとしているの?
無礼だよ。
(相談者:無礼?!あぁ…そうかぁ…)
うん。よそんちの話に。
だから、娘に「私は本当に姑で苦労した」と愚痴るのはいいよ。
それは、娘と母親との事だから。
それを、娘がどう消化するかは娘の自由だし。
ましてや、娘の夫に対して、そんな事聞かせてどうするんですか。
とんでもない話ですよ。
嫌われるぞ~
「もう義母さんよせるな」って言われるよ。
(相談者:あぁ~(笑)!言われますね!)
そんな笑ってる場合じゃない。
(相談者:はぁ~…なるほど~…)
よく考えなさいよ。
こんな事、口に出したら終わりだから。
その時、縁が切れると思いなさい。
(相談者:はぁ~…はい。わかりました。)
残念でした!
パーソナリティの意見
引用:講演依頼.com
今井通子
お話伺っているとね。
お嬢さんのご主人は、別に家を建てようとも何も言っていないんでしょ?
(相談者:言ってないです。)
お嬢さんが1人で考えた事なんでしょ?
(相談者:そうですね。そういう話はたぶん娘1人の考えかなー…って)
でしょ?
そうすると、お嬢さんのご主人びっくりしちゃいますよ。
お嬢さんのご主人は、逃げるために転勤族をずっとやろうと思っている可能性があるわけじゃない。
(相談者:あぁ、そうですね。)
それなのに、お嬢さんがそろそろ落ち着きたい、家が欲しいとなり、義両親が隣に来るけどどうしようかな、といろいろ考えている。
それを、お母さんに相談したわけでしょ?
そしたら、お母さんはお嬢さんには愚痴を言っていいんだから。
「私は自分が苦労したから、隣に義両親が来るくらいだったら、転勤し続けていた方がいいんじゃないの?」と言うのはいいですよ。
だけど、何にも言っていないご主人に向かって、どういう風に言ったらいいでしょう。と相談されても…。
それを言ったら、ご主人びっくりするだけじゃないくて。
そこで、ご主人が「あのお義母さんおかしい」となって、お嬢さんとの離婚問題になってしまうかもしれないですよ。
(相談者:あぁ…。そうですかぁー…。)
三石由起子:
そうだよ!
それとね、あなたが言っている事は「たら」ばっかりで。
そういうの「杞憂」っていうの!
(※きゆう:心配する必要のないことをあれこれ心配すること)
まだ悩みになってないし、それはあなたの悩みでは無い。
よそんちの話で、あなたが悩むべきは、あなたの隣にあるのよ。
長生きするなら、せめて心も体も健康でいてもらいたいでしょ?
それを考えるのが、あなたの役目。嫁としてのあなたの役目であって、姑として、なんの口出しする根拠がある?
ないよ、まったくない!
いずれにしても、ご主人といろいろ話し合いになってほうがいいかもよ?
(相談者:あ?!うちの主人ですか?!)
うん。
まずは、あなたとあなたのご主人の生活の話をされた方がいいかもしれない。
(三石由起子:そうだ!そうだ!)
(相談者:いやー…)
お子さんは、お子さんで。
時々、お孫さんの顔が見れれば嬉しいな、くらいでね。
いいのではないでしょうか?
とりあえず、お嬢さんのご主人には何も言ってはダメよ。
そこで離婚問題にでもなったら大変ですから。
(相談者:あぁ…そうですか。わかりました。)
リスナーの意見
この人、本当にわかったのかな…。
「こうだろう」「こう思う」「こうなったら」
三石先生の言う通り、悩みになってないよ。
スッキリしたー。
これは、隣にいる姑さんの方が苦労してるのではないでしょうか。
これは、もう娘夫婦に全て任せるべき。
子供は結婚したら他人と思うべき。
ままこの考察
今回は、スッキリしたい時に聞きたい神回。
この件に関しては考察するまでもなく、お母さん。黙っておきましょう。
人によっては、実の母より義母の方が、居心地がいいなんて人もいるわけですから。
この相談者だって、同じパターンかもしれないですよね~。
しきりに、「私と同じ思いをさせたくない。」と言っていましたが、それは表向き。
本当は、介護要員にするはずだった娘が取られるのが嫌なのでは?と、私は思いました。
いずれは私たちの面倒を…と思っていた娘が、ガッツリあちらに取られてしまいそう…
なんとしても阻止!という、圧を感じました。
とにかく、三石先生はリスナーが思っている事を、キッパリばっさり言ってくれるので、こういう相談者とは相性がいいですよね。
かなり強烈な相談者だったりすると、リスナーから「今回は三石先生が良かった。」と、ラブコールがあがる事も珍しくありません。
■リスナーから「三石案件!」との声があがった回はこちら
スッキリしたい時に聞きたい三石先生。
是非、他の回も聞いてみてください!
あなたはどう考察しますか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。