TEL相談・統合失調症が受け入れられない…いい人で生きてきた女性に愛先生が泣く神回

自分は鬱病だと思っていたけど、医師の診断は統合失調症。

病名が受け入れられずショックの女性は、壮絶な過去の持ち主だった。

マドモアゼル愛先生が泣きだして言葉に詰まる感動の神回です。

 

放送を音声で聞きたい方はこちらから

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今回の相談について

パーソナリティ:加藤諦三

回答者:マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)

相談者

52歳女性(バツイチ)

 

家族構成

父・母

 

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相談者の状況

 

 

相談者は、数年前から病気にかかっていた。

先日、病院の先生からもらった診断書を見て、自分が思っていた病名と違う病名でショックを受けてしまった。

 

まだ、その病名が受け入れられずにいる。

これまでいろいろ調べて、自分の症状や飲んでいる薬の種類で鬱病かなと思っていた。

 

自分の症状と言うのは、何もする気が無い・食べる気がしない・家にこもっていたい・お風呂に入る気力がない・掃除も洗濯もしたくない・とにかく1人でボーっとしておきたいというもの。

こういうのは鬱病だと思っていた。

 

このような症状はずっとあったが、無理をして働いていた。

しかし、全身に蕁麻疹のようなものと顔面麻痺が出てしまい、「もう無理だ」と思い仕事を辞めた。

(加藤諦三:そこまで頑張ったのは…小さい頃から、そういう風に頑張り屋だったの?)

 

そうですね。

小さい頃から自立するようにしつけられてきました。

だから、相談せずに何でも自分で決めて、何でも自分でしていました。

 

加藤諦三:

自立せねば!自立せねば!って…。

自立するだけの愛情が無い中、強要されていたんでしょうね…。

 

はい。

「女の子だから何でもできなきゃ」と言われて育ってきました。

 

小さい時、辛いので…はけ口が無かったので…。

生き物をはけ口の代わりに、殺したりしていましたね…。

昆虫とかカエルとか小さいものを殺しては、はけ口にしていました…。

 

今でも母親に憎しみは持っていて、「早く死んでくれれば」って思っている。

母は「あの子はあれができるのに、なんであなたはできないの?馬鹿だね。」と比較ばかりしてきた。

二言目には「馬鹿」と言われてきた。

 

加藤諦三:

お母さんは「自立しろ!自立しろ!」と言いながら、本当はあなたの事を、自立できないようにしてたんでしょうね…。

 

今まで「そうでなきゃいけないんだ」と思って、社会に出て働いてきた。

社会でも言われるままにやってきたので、周囲からは「いい人」と言われてきた。

 

加藤諦三:

いい人って言われる人って…寂しいんですよね。

だから、寂しいからいい顔をしちゃうんだよね。

 

そうなんです…。

ショックを受けた病気というのは、「統合失調症」。

 

被害妄想が出たり、屋根を人が歩く音が聞こえる。

その他には、盗聴されているんじゃないか、誰かにつけられてるんじゃないか、と感じる。

 

今、この病名が受け入れられなくてどうしたらいいのかと思っている。

(加藤諦三:あなたは、その原因が母親だと思ってるの?)

 

母親だけじゃないんですけど…。

父の暴力が凄くて、頭がさけて血が噴き出た事も…。

 

だから、私が男だったら父親を殺してると言った事もある。

(加藤諦三:それでは、死んで欲しいというのはお母さんもそうだけど、お父さんもそう?)

 

はい。

特に父は、早く死んで欲しいとばかり思っていました。

(加藤諦三:なんで鬱病の場合は受け入れられるのに…)

 

統合失調症は昔で言う「精神病」だと本に書いてあるのを見た。

鬱病はよくテレビでも紹介されるような病気だが、統合失調症を取り上げているものはあまり見ない。

 

統合失調症は隠さなくてはいけない病人だというレッテルを、自分の中で持っている。

なので、心の整理ができずどうしたらいいのかわからない。

 

 

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相談内容

相談者は数年前から病気にかかっていて鬱病だと思っていた。

しかし、先日医師からの診断で統合失調症だと言われた。

この病気になった原因は、暴力を振るう父親や人と比較する母親の存在が関係していると思う。

両親の事はとても憎んでいて「早く死んでくれれば」と思っている。

社会生活でもいい人と言われて何でも応えてきたが、限界がきて働けなくなってしまった。

統合失調症は人に隠さなくてはいけない病気だと感じて、受け入れられないでいる。

回答者の意見

引用:Japaneseclass.jp

マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)

 

 

※※ちゅんちゅん(小鳥の声)※※

 

小鳥が鳴いているのかな?

ちゅんちゅんって聞こえるのは小鳥?

(相談者:あ!そうです。)

 

あ、本当。好きなんだ。

可愛いよね。

(相談者:はい。)

 

今加藤先生が言ったようにね。

統合失調症の傾向を持つ方は、とにかく優しい方だと。

 

家の中で一番優しい子が追い込まれて、1人が適応する事でなんとかみんなが維持されていくような。

一種の犠牲者でもあるわけだよね。

 

でも、それは周りが悪かったのかと言うと、あなたの未熟さも関係してくる。

人がいいだけに、人のいう事をすぐ信じてしまう。

どこか未熟な所がある。

 

あなたの中に、盗聴されようが、誰かにつけられようが、悪口を言われようが私はこうやって生きていく!という気持ちが育てば、あなたはあなたの人生が生きられる。

 

なんとかそこまで、あなたに成長してもらいたいと思う。

その時に、自分を被害者として見ているうちは、絶対に成長できない。

 

悪い人は悪い事をするよ。

弱い人は「いい人」に付け込んで、わざと苦しめて自分の弱さを悟らないようにするんだよ。

 

だから、職場でもどこ行っても「いい人」は苦労しますよ。

それでも負けないで生きていくという強さが、あなたにも必要になってきている。

 

あぁ…今日も盗聴されてる…。今日もつけられている…。と思っていると自分は奪われるだけ。

しかし、それにも負けないで生きていこうとする気持ちが出てきたら、また違う。

 

「昨日も音がしたけど、私を殺すことはできないじゃないか」

「つけてくんだったら、つけてみろ!何一つ私を傷つける事はできないじゃないか」

こんな人生観だって持てるよね。

 

あなたがここまで生きてこれたのは、神様が守っているという要素が一番大きいと思う。

(相談者:そうですか…グスン…涙)

 

親から嫌われても神様が愛してくれたから…涙。

でしょ…。

大変な事だよね…。それはね…涙。

 

あなたに悪いことをした人を、悪いと言える強さがあったから、両親をはっきりと憎む事ができた。

だからあなたは今、守られているんだよね。

(相談者:強さがありますか…?)

 

あると思う。

無ければ「お母さんは正しかった」と言っていると思う。

(相談者:あぁぁー…。)

 

そしてあなたはこの世にいなかったかもしれない。

だから、神様はあなたの事を守ってくれています。

 

一度守った人の事はずっと守ってくれます。

あなたが優しい人だし…必要ですよ。

 

あなたのような人は、仕事はあまりできないかもしれない。

みんなが求めるようなものは、与えられないかもしれない。

 

しかし、生きていく時に命の純粋性が伝わるわけ…涙。

あなたにはわかってないよ…その価値の大きさが…涙。

 

命の大切さ…を…涙。

本当に教えてくれる…。

ありがとう。僕はあなたに感謝しかない。

 

 

パーソナリティの意見

引用:毎日新聞

加藤諦三

 

 

いい話伺いましたね。

 

お母さんから「馬鹿だ馬鹿だ」と言われ、お父さんから暴力をふるわれて、いろんな事があった。

それでも、あなたは今まで生きてきたんです。

 

この価値を、あなたしっかり意識しないといけないね。

(相談者:そのように考えた事は無かったです。)

 

それが、自立なんですよ。

(相談者:ダメな人間だと思っていたので…。)

 

ぜんっぜん!違うね。

(相談者:そういう風に言ってもらえると…涙。)

 

病名なんか恐れる事は無いですよ。

相談者:

あぁぁ…そうですか…涙。

これは人には言えないな、と思っていたので…。

 

人と比較されるというのを、お母さんからずっとされてきたからよくわかります。

「〇〇さんは素晴らしいのに、あなたはダメね」って。

 

比較されて生きてくれば、これは生きる気力は無くなります。

本来、生きる気力がなくなって当たり前のあなたが、ここまで頑張って生きているんだから。

 

その自分に自信を持つ。

(相談者:自信を持ちます。努力をして。)

 

 

加藤先生締めのお言葉
甘えの欲求が満たされて、はじめて自立できます。

 

リスナーの意見

元気になれる言葉はどんな薬にも勝る。

これぞテレフォン人生相談。
この回は加藤先生と愛先生で本当によかったね。
私も聞いていて胸に響きました。
優しい2人の先生に感謝です。

「命の純粋性」
この世で何も勝ち取れなくても、頑張って生きている人は命の純粋性が見える。
尊いお言葉に感動しました。

愛先生が泣いた…。

ひたすら正しく生きてきたんだね。
社会では真面目で頑張る人ほど報われない。
私もそうだから、本当によくわかるよ。
この人の純粋さに胸があつくなった。

私も同じように育った。
子供の頃、1人で公園で日が暮れるまで虫を殺していました。
気持ちが痛いほどわかります。

理路整然と話してるし、軽度の統合失調症なのでは?
今の治療法は進んでます。だからもう大丈夫!

ままこの考察

知る人ぞ知る!愛先生が泣いて喋れなくなってしまう感動の神回。

そしてこの相談者、酷い環境で育ったにもかかわらず、とことん正直で驚きます。

 

・統合失調症がショックで受け入れられない

・親を死ぬほど憎んでいる

・小さい頃虫を殺してはけ口にしていた

 

無意識ではこう思っていても、見栄や恥が邪魔をして、なかなかこう正直に表現できないものです。

愛先生が言うように、尊い純粋性を持っていると私も感じます。

テレフォン人生相談を聞いていると、本当の悩みを認めたくないあまりに、相談も変な事になっている人は多いですよね。

 

やはり、無意識と意識にずれが無い人の話は、聞いている人たちも違和感を持たないもの。

リスナーも相談者を否定する声がゼロの珍しい回です。

 

父に暴力をふるわれて母に馬鹿だと言われ。

それでも両親を憎みながら生きてきた。

これが自立なんですよ。

 

この加藤先生の深すぎる言葉。

親の価値観に合わせて「いいこ」でいるうちは、親と同化していて自立できていません。

 

親を正しく憎み、苦しみながら「自分で」生きてきた。

これが本当の自立。

親の考えから、自分が分離した瞬間

 


「私はお前が思うような人間ではない」この怒りに正直に向き合い、苦しみながら生きてきた姿だと感じました。

あなたはどう考察しますか?

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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